お子さんの将来の歯並びとお口を守る為に

こんにちは。中野区新井薬師前駅徒歩4分中野通り沿いにある歯医者さんコンデンタルクリニック、スタッフの野田です。11月に入り冷え込む日が増え、冬に入る準備をする時期になってきましたね。

さて、今回はお子さんの将来の歯並びとお口を守る為に今から出来ること、特に乳歯列のお子さんから永久歯(大人の歯)が生え始めたお子さんに日々の生活の中で改めて意識してほしい事をいくつかお話します。

お子さんの歯並びをみて永久歯が生えてくる時にきちんと並んで生えてくるか心配…と考えた事がある方いらっしゃるのではないでしょうか。

そもそもなぜ歯並びが悪くなってしまうのか。それは永久歯が生えてきた時に全部の歯が並ぶ顎のスペースが足りないが為に歯が重なってきてしまったり八重歯になってしまったりするのです。

因みに6歳頃から永久歯への生え変わりが始まります。ですから永久歯が生えて歯並びが悪かったら矯正をしようというよりも永久歯が出てくる時に綺麗に並んでくるように顎にスペースを作ってあげようと準備をする事が大事になってきます。どのようにきちんと並ぶスペースを作ってあげるのか。

1番は食生活に関わってきます。今回は食生活で見直す点をメインにお話ししていきます。顎のスペースを作ってあげるには顎の骨(歯を支えている骨)に刺激を与えるのです。食事の時に噛む動作をする、前歯をよく使う事で顎の骨に刺激が加わり成長していきます。

食事の時ににちょっとした工夫を取り入れてみて下さい。

例えば

○お茶碗で出しているご飯をおにぎりに

○1口サイズで出しているものを大きめにし前歯で噛み切る動作を作る

○口の中に残るような繊維質の食材の料理を増やしてみる 等

また、食事中にお水やお茶を食卓に置いていませんか?食事中水分をとることで噛まずに流し込んでしまい噛む回数が減ってしまいます。できれば食後に水分をとると良いです。

また噛むことによってお口周りの筋肉を発達するので普段お口がぽかんと開いてしまっている…ということの改善にも繋がってきます。お口が開いていることによってお口の中が乾燥するので唾液の量が減り自浄作用等がなくなり虫歯になりやすい環境に傾きます。また歯並びによって磨き残しのリスクを変わってきます。

このように食生活の点で気をつける事を主にお話ししましたが生活習慣を見直す事も実は矯正治療の1つなのです。

もちろん生活習慣を見直すだけでは足りない場合も出てきます。コンデンタルクリニックでは取り外しの出来る床矯正治療や永久歯列の方が対象ですが目立たない矯正マウスピース型矯正も行っております。今回は乳歯列から生え変わり始める時期のお子さんを主にお話ししましたが小児の歯列矯正だけでなく、大人の歯列矯正まで歯並びで悩んでる方はご気軽にスタッフにご相談下さい。

 

入れ歯の種類について

こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん コンデンタルクリニック スタッフの桑原です。

突然秋がやってきたように涼しくなりました。昔から「〇〇の秋」というように秋には沢山の楽しみがありますが、中でも「食欲の秋」を楽しむためには、問題なく噛める歯が必要です。

入れ歯になると健康な歯に比べると、噛む力が30%~40%位落ちるといわれています。ただお口にピッタリと合った入歯をお使いの方で、何でも問題なく噛めて食事を楽しんでいる方も多くいらっしゃいます。

入れ歯はご自身の歯に比べると、食事をするための「道具」になってきますので慣れることが必要です。
新品の革靴を履いたばかりの時は、サイズは合っていても靴擦れしたりと、いきなり慣れていた靴と同じ様に歩くのは難しいと思います。少しづつ足に慣らしていくように、入れ歯も練習が必要です。

入れ歯の材質はプラスチックと金属です。
入れ歯が大きくなれば、プラスチックの面積も大きくなります。
特に保険の総入れ歯はプラスチックで全面を覆う形になるので、食事の温度を感じ難くなります。舌で味や温度はわかっているのですが、上顎が塞がれている状態だと入れ歯が無い時と比べるとあまり美味しく感じません。
またプラスチックはある程度の厚みを確保しないと割れてしまうので、口の中での異物感が大きくなります。

自由診療の入れ歯には上顎の天井部分を金属にしたものがあります。

金属だと丈夫なので薄く作ることができます。これにより異物感はかなり軽減します。

そして金属は熱の伝わりが良いので、食事の温度を感じられて美味しくいただくことができます。金属の種類は2種類ありますが、チタンで作るととても軽く作れますし、アレルギーの方にも安心して使っていただけます。(下顎の金属床もあります)

部分入れ歯の方には、支えになる金具を歯肉と同じプラスチックで作って、より自然な口もとになるノンクラスプ義歯があります。これなら安心して人と話したり食事ができるのではないでしょうか。

美味しい食事を楽しむには健康な口腔状態であることも大切です。普段はなんとも無いけど、食事すると変な感じがするかも?(でも噛めないわけじゃないしね)とか、

最近歯磨きすると血が出るけど…

なんてモヤモヤしているなら1度歯医者さんでチェックしてもらってはいかがでしょうか?これから年末に向かって忙しさがピークを迎えた頃に、溜まっていた不調が出てしまう方がいらっしゃいます。検診がお久しぶりという方は年内に1度お口のチェックをしてみてはいかがでしょうか。

妊娠による口腔内の変化と対策



こんにちは。
中野区 新井薬師前駅徒歩4 中野通り沿いにある歯医者さん、コンデンタルクリニックの辻です。

 妊娠中は様々なことが原因で口腔内の環境が悪くなると言われています。

しかし、何故悪くなるのでしょうか?どのようにすれば良好に保てるのでしょうか?今日はそんな話をします。

 

1、なぜ歯周病になりやすくなるの?

 妊娠中は女性ホルモンであるエストロゲンやプロゲステロンが妊娠していない時と比べると101000倍に増加し、女性ホルモンを栄養素とする歯周病菌たちも増加するため、歯肉炎や歯周病になりやすくなります。

 

2、なぜ虫歯になりやすくなるの?

 唾液の減少で歯垢が増えたり、吐きつわりによる胃酸の影響で歯を溶かしてしまったり、食べつわりによる食事回数の増加により歯が溶かされ虫歯になりやすくなります。

 

(※1、2、共につわりの影響によりブラッシングが不十分ですと更に悪くなりやすいです。)

3、これを放置したらどうなるの?

 歯周病や虫歯が出来たり、進行する可能性が高いのは勿論ですが、赤ちゃんにもリスクがあります。歯周病にかかっている妊婦さんは、かかっていない妊婦さんに比べ、早産や低体重児出産リスクが57倍に膨らむと言われています。

 母子健康手帳にも歯周病は早産等の原因となこともあるので注意しましょうと明記されています。妊娠中の歯周病は赤ちゃんへも影響してしまうことを知っておきましょう。

4、ではどうすればいいの?

 まずは歯磨きとデンタルフロスをしましょう!!

 適切なブラッシングとプラークコントロールを行えば炎症を最小限に抑えられます。虫歯や歯周病の原因となる歯垢を出来るだけ取り除くことで改善されることがほとんどです。

5、ケアしたくてもつわりが酷くて中々出来ない!どうしたらいいの?

 ブラッシングなどは体調が良い時にササッと出来るよう、洗面所だけではなくリビングなど手の届く場所に歯ブラシを置いておきましょう◎

 また、気分が優れない時は小児用歯ブラシやワンタフトブラシなど小さめのヘッドのものを使用するのもおすすめです。

当院で取り扱いをしているものだと、Tepeコンパクトもしくは、スポットがオススメです!

6、ブラッシングがどうしても難しい場合にはどうしたらいいの?

 キシリトールガムやキシリトールのタブレットなどを摂取すると歯垢の粘着性を低めたり、唾液分泌が増えるなどが期待できます。   

  また、食後すぐに水で強めにうがいすると、食べカスが流れて何もしないよりかはお口の状態を維持できます。

できる範囲で大丈夫なので無理をせずにケアをしましょう。

ただ、やはりセルフケアだけでは限界があるため、体調が良い時に定期検診にいらしていただけると安心です◎

夏季休診のお知らせ

いつもコンデンタルクリニックにご来院頂きありがとうございます。

誠に勝手ながら夏季の休診日を8/9(日)~8/16(日)とさせて頂きます。

8/17(月)より通常診療となります。

暑い日が続きますが、体調に気をつけてお過ごし下さい♪

口呼吸してませんか?

こんにちは。中野区 新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん コンデンタルクリニック スタッフ唐澤です。

コロナウイルにの感染拡大により世界的に感染症にとても敏感になっています。

きょうは感染症リスクが高まるひとつの要因、口呼吸についてお話しします。

ふとした瞬間、自分や家族の口が開いていることはありませんか?

年齢を問わず口呼吸をしている方は少なくありません。

口呼吸をすることにより

・歯並びが悪くなる

・むし歯、歯周病リスクの増加

・口臭

・姿勢が悪くなる

・顔の形成への影響

・感染症にかかりやすい

・アデノイド肥大

などの身体への悪影響が起こります。

人間は本来鼻で呼吸をする生き物です。

鼻呼吸の場合、鼻から空気を取り込む際に空気が浄化・加湿・温度調整され体内に取り込まれます。

しかし口呼吸の場合、空気中の雑菌などがそのまま身体に入り込むため風邪などの感染症リスクが高まる危険があります。

それだけではなくアデノイド(喉の奥の免疫に大きく関係している粘膜組織)組織が炎症を起こしやすくなったり肥大することでいびきや無呼吸症候群、睡眠障害などを誘発する可能性があります。

乳児期には特にアデノイド肥大にのる鼻づまりが呼吸困難につながり、哺乳がうまくできず栄養障害になってしまう場合もあります。

また、幼児の場合には夜泣きをしたり寝起きが悪くなったり、集中力が低下し多動性障害や発達障害、夜尿症のリスクも高くなります。

そしてこれらの問題はにも大きく関連しています。

お口を閉じているとき舌はどこにいますか?

上あごについている方もいれば、下あごに落ちている方もいると思います。

舌の正しい位置は上あごににぴたりとついていて前歯のすぐ後ろに舌がある状態です。

舌が下あごについていると、ぽかんと開きやすかったり舌が前歯を押すことにより歯並びや骨格が悪くなる原因になります。

舌位を治すことで

・ぽかん口の改善

・あごの正常な成長

・きれいな歯並び

・正常な舌や口の発達

・二重顎や顔のむくみの改善

いいこと尽くしです!

テレビを見ているとき、勉強をしているときお口が空いていませんか?

舌は上あごについていますか?

唇がしっかり閉じていて

舌が上あごにしっかりついて

歯が接触していない

これがお口にとって一番リラックスしたいい状態です。

口を閉じて鼻で呼吸をすることで風邪などの感染リスクを軽減することができます。

不安な日々が続きますが、自分自身でできることをして健康を守っていきましょう。