歯ブラシはどのくらいで交換するべきか

こんにちは。中野区新井薬師前駅徒歩4分 中野通り沿いにある歯医者さん コンデンタルクリニックの江崎です。今回は”歯ブラシの交換時期、目安”についてお話させていただきます。

「この歯ブラシいつまで使えるのだろう?」「気がついたらずっと使っていた」なんてことありませんか?

そこで、いつ交換すればいいのか分からない方や歯を磨いていても虫歯になる、汚れが落ちにくいという方は参考にしてみて下さい。

みなさんは、1日に何回歯を磨かれますか?朝・夜と1日2回磨く方もいれば、朝・昼・夜と1日3回磨く方もいます。平均だと1日3回磨く方の方が多いです。1日3回磨いている方で歯ブラシの交換目安は約1ヶ月と言われています。なので、歯ブラシの交換、寿命は1ヶ月ということになります。

歯ブラシを横からや後ろから見たとき毛先が歯ブラシの頭(ヘッド)からはみ出して見えるときは交換して下さい。

同じ歯ブラシをずっと使い続けているとどうなってしまうのか?

・虫歯や歯周病になりやすくなる・・・毛先の開いた歯ブラシで磨くことによって、汚れが落としきれずに残ったままになってしまうのです。なので磨いていても虫歯や歯周病になってしまうのです。

・細菌が増殖する・・・口腔内には常在菌が存在するので、歯を磨くことによって毛先には菌がたくさん付着してしまいます。古くなった歯ブラシには特に菌が多く、適切な保管をしていても歯ブラシの頭の部分(ヘッド)は汚れていくのです。

・歯茎や歯を傷つけやすくなる・・・毛先が広がり古くなると汚れが落とせなくなる他に歯茎や歯を傷つけてしまうのです。「ブラッシングの力は強くないのに…」「虫歯じゃないのに…」冷たいものが染みてしまうという方は古い歯ブラシで歯茎や歯を傷つけているかもしれません。

歯ブラシを1ヶ月しっかりと使えるためには、

・ブラッシングの力に注意して磨く・・・ゴシゴシと強く磨いてしまうと、毛先は1ヶ月も経たないうちに開いてしまいます。先にも言ったように、強く磨くことによって歯茎や歯を傷つけてしまい、知覚過敏の原因にもなってしまうのでゴシゴシと磨かないように気をつけましょう。

・歯を磨いた後は歯ブラシを水洗する・・・使った後に水洗しない人はいないと思いますが、歯ブラシには菌や汚れがたくさん付着するので必ず水洗しましょう。軽く水で流して終わりという方も多くいますが、それだけでは菌や汚れ、歯磨き粉などは落とせていないのです。水で流したら指で歯ブラシの頭(ヘッド)の毛先部分を洗い流して下さい。水洗後は汚れが残っていないか確認してみて下さい。

・乾燥させて保管する・・・毛先の部分に水分が残っていることによって、カビや雑菌が繁殖してしまう原因となるのです。歯ブラシを水洗した後は必ず水気を取り、風通しのよい場所で歯ブラシの頭(ヘッド)を上にして保管しましょう。

歯ブラシの交換時期は参考になりましたでしょうか?

毎日口腔内に入れるものなので、常に清潔な歯ブラシを使用し、虫歯や歯周病を予防しましょう🦷✨